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大学生が「くさまそば粉クッキー」を商品化!


 

 地域運営組織(おかやまげんき集落)の「草間カルスト里山の会(堀江利明会長)」と昨年度から交流を続けている新見公立大学まちづくりゼミのSA(19名)は、この2年間の活動の成果として、草間特産のそば粉を使った「くさまそば粉クッキー」を商品開発することができました。学生の皆さんのアイデアで、草間地区の新たなお土産として大いに期待が高まっています。
 新見の和洋菓子店「青柳本舗」の協力のもと、試作を繰り返して完成したクッキーは、そば粉8割に小麦粉2割。若者にも受け入れられそうな一口サイズで、食べるとサクサクとした歯応えがあり、口の中にそば粉の香りが広がります。この商品は、1袋5個入り450円、6袋30個入り(箱)2,700円、草間の大原観光果樹園や新見駅前の新見市観光協会等で今月13日から販売されています。

 この学生の取り組みは、岡山県の「地域に飛び出せ大学生!おかやま元気!集落研究・交流事業」の支援を受け、2年間学生目線で草間地区の観光ツアーの企画やスイーツの開発に取り組んできました。こうした活動のまとめとして、1月26日(日)には草間公民館で「草間地区活動報告会」も開催し、成果を発表しました。主な成果として、草間のお勧めどころを紹介した周遊マップ「くさまっぷ」や、スイーツレシピ集「喫茶くさま」を制作発行しました。また、現在休館となっているカルスト山荘を拠点とした「未来のカルスト山荘の提案」として、おしゃれで快適なアウトドア体験が提供できるグランピング施設の整備など夢のある提案をいただきました。草間地区では、今後学生たちの提案を活かした地域づくりに取り組んでいくことを再認識することができました。